第22回(1971年)
放送日・放送時間・会場・視聴率
- 放送日・放送時間:1971(昭和46)年12月31日 21:00〜23:45
- 会場:東京宝塚劇場
- 視聴率:78.1%
司会者・出場歌手・曲目・優勝チーム
総合司会・テレビ実況:鈴木文彌アナウンサー | |||||||
紅組 | 白組 | ||||||
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司会:水前寺清子 | 司会:宮田 輝アナウンサー | ||||||
2 | 南 沙織 | 初 | 17才 | 1 | 尾崎紀世彦 | 初 | また逢う日まで |
4 | ピンキーとキラーズ | 3 | 何かいいことありそうな | 2 | にしきのあきら | 2 | 空に太陽がある限り |
6 | 和田アキ子 | 2 | 天使になれない | 5 | 美川憲一 | 4 | 想い出おんな |
8 | ちあきなおみ | 2 | 私という女 | 7 | 坂本 九 | 11 | この世のある限り |
10 | 岸 洋子 | 7 | 希望 | 9 | 西郷輝彦 | 8 | 掠奪 |
11 | 加藤登紀子 | 初 | 知床旅情 | 12 | デューク・エイセス | 9 | 「にほんのうた」メドレー |
「いい湯だな」〜「女ひとり」〜「筑波山麓合唱団」 | |||||||
13 | 青江三奈 | 5 | 長崎未練 | 14 | 五木ひろし | 初 | よこはま・たそがれ |
15 | 小柳ルミ子 | 初 | わたしの城下町 | 16 | はしだのりひこと クライマックス |
初 | 花嫁 |
17 | 藤 圭子 | 2 | みちのく小唄 | 18 | 舟木一夫 | 9 | 初恋 |
19 | 島倉千代子 | 15 | 竜飛岬 | 20 | 北島三郎 | 9 | 北海太鼓 |
22 | トワ・エ・モア | 2 | 虹と雪のバラード | 21 | ダーク・ダックス | 14 | 白銀は招くよメドレー |
「白銀は招くよ」〜「白い恋人たち」 | |||||||
24 | 由紀さおり | 3 | 初恋の丘 | 23 | 菅原洋一 | 5 | 忘れな草をあなたに |
26 | 朝丘雪路 | 10 | 雨がやんだら | 25 | フォーリーブス | 2 | 地球はひとつ |
28 | 雪村いづみ | 10 | 涙 | 27 | ヒデとロザンナ | 2 | 望むものはすべて |
30 | 伊東ゆかり | 9 | 誰も知らない | 29 | アイ・ジョージ | 12 | 自由通りの午後 |
31 | いしだあゆみ | 3 | 砂漠のような東京で | 32 | 村田英雄 | 11 | 人生劇場 |
33 | 本田路津子 | 初 | 一人の手 | 34 | フランク永井 | 15 | 羽田発7時50分 |
35 | ザ・ピーナッツ | 13 | サンフランシスコの女 | 36 | 堺 正章 | 初 | さらば恋人 |
37 | 渚ゆう子 | 初 | 京都慕情 | 38 | 千 昌夫 | 4 | わが町は緑なりき |
39 | 都はるみ | 7 | 港町 | 40 | 三波春夫 | 14 | 桃中軒雲右ェ門 |
42 | 真帆志ぶき | 初 | 嘆きのインディアン | 41 | 橋 幸夫 | 12 | 次郎長笠 |
44 | 弘田三枝子 | 8 | バラの革命 | 43 | 布施 明 | 5 | 愛の終りに |
46 | 佐良直美 | 5 | 片道列車 | 45 | 鶴岡雅義と 東京ロマンチカ |
4 | 追憶 |
48 | 水前寺清子 | 7 | ああ男なら男なら | 47 | 水原 弘 | 8 | こんど生まれて来る時は |
50 | 美空ひばり | 16 | この道を行く | 49 | 森 進一 | 4 | おふくろさん |
優勝:白組(11) |
- 備考
- 上記のほか、藤圭子が自身の出場曲「みちのく小唄」の歌唱終了後に、内山田洋とクールファイブのコーラスメンバーとともに、クールファイブの同年の出場予定曲となっていた「港の別れ草」を(当時の藤の夫でありクールファイブのメインボーカルである前川清が本番直前に急病となり出場辞退となったことに伴う臨時措置)、美空ひばり・雪村いづみ・真帆志ぶきが攻守交替後のハーフタイムコーナー(但し、具体的に4回の交替のうちのどの場面で歌唱されたものかは不明)でミュージカル「アニーよ銃を取れ」より「男にゃ負けない」(但し歌詞を一部改変したもの)を歌唱。
- 初出場
- 紅組:小柳ルミ子/南 沙織/加藤登紀子/真帆志ぶき/本田路津子/渚ゆう子
- 白組:五木ひろし/堺 正章/尾崎紀世彦/はしだのりひことクライマックス
- 再出場
- 紅組:朝丘雪路(5年ぶり)/雪村いづみ(6年ぶり)/岸 洋子(2年ぶり)
- 白組:なし
審査員
- 備考:この年はそれまでの特別審査員(主にその年に各方面で活躍した著名人で構成)と視聴者代表審査員の括りを廃し、全審査員(但し審査委員長を除く)を”地方代表審査員”として起用。
北海道 | 赤塚洋文/平内義幸/富岡雅寛(以上、札幌五輪騎馬聖火隊メンバー) | ||
東北 | 貴ノ花満 | 大相撲・関脇 | この年、4度の場所にわたって部門賞(技能賞・殊勲賞)を受賞し、9月場所で関脇に昇格。端正な容姿から”角界のプリンス”として人気に |
高橋優子 | 女性騎手 | 1969年より岩手競馬で活躍。前年、農林大臣賞典で重賞初制覇を果たすなど年間57勝・リーディング5位の記録を残し、”地方競馬の華”として注目を集める | |
その他 | 大谷豊二(日本鉄道建設公団・竜飛基地総号令、青函トンネル建設の現場統括責任者)/山田三智穂(リンゴ農家) | ||
関東 | 仲代達矢 | 俳優 | 映画界での輝かしいキャリアを背景に、来年度(1972年度)のNHK大河ドラマ10周年記念作品「新・平家物語」に主役・平清盛役で待望の初出演 |
小野田勇 | 脚本家 | この年放送のNHK時代劇「男は度胸」で脚本を担当、同年度の芸術選奨文部大臣賞(放送部門)を受賞 | |
大場政夫 | プロボクサー | 前年秋にWBA世界フライ級王座を獲得。この年も強敵相手に激闘を繰り広げ、2度の防衛に成功。正攻法のファイトスタイルで人気を呼ぶ | |
浪花家辰造 | 浪曲師 | 浅草の浪花家興行社を経て、1950年代より新作を得意とする気鋭の浪曲師として台頭。、芸歴30年を迎えたこの年、「黒田節」で文化庁芸術祭に入賞 | |
山口果林 | 女優 | この年、NHK朝の連続テレビ小説「繭子ひとり」の主役・加藤繭子役を好演、平均視聴率47%をマークした同作で一躍全国区の知名度を手に入れる | |
樫山文枝 | 女優 | 1966年のNHK連続テレビ小説「おはなはん」の出演以来、テレビドラマ・演劇の世界で堅調に活躍。この年もNHKドラマ「てんてこまい」を始め、3本の連続ドラマに主演 | |
その他 | 宇田川龍男(ネズミ博士)/堀内寿子(警察犬訓練士)/大山英子(電話交換手)/中山きよ子(時計技師)/村山加代子(警察官)/高橋信雄(アマチュアゴルファー) | ||
中部 | 石田芳夫 | 囲碁棋士 | この年初参戦した本因坊リーグで22歳10ヶ月の最年少記録で本因坊位を獲得。形勢判断の確かさで堅実に結果を残す様から”コンピュータ”の異名を取る |
その他 | 中山紀子(バトミントン選手)/井沢つま(保健士) | ||
近畿 | 館 弘子(1971年度珠算日本一)/山下迪子(かるたクイーン) | ||
中国 | 森戸辰男 | 社会学・経済学者 | 戦前、「森戸事件」の首謀者として辛酸を味わった過去を経て、戦後は片山・芦田内閣の文部大臣を筆頭に広島大学学長、国語審議会会長、大原労働研究所所長など要職を歴任、教育界の発展・労働者問題研究の充実化に尽力。その功績によりこの年、文化功労者に選出 |
その他 | 桑田たつ子(一級溶接師)/為久優子(1972年度ミス・インターナショナル日本代表)/成田知子(秘書)/溝尾正志(蒸気機関士)/花本芳美(船頭) | ||
四国 | 山形 勲 | 競輪選手・福祉活動家 | 前年、自身のレース賞金を原資として高知に設立した障害児施設「土佐・希望の家」の運営方針・手法が障害者福祉のモデルプランとして評価され、この年の吉川英治文化賞を受賞 |
その他 | 平賀輝子(江戸期の学者・平賀源内の6代目子孫)/中川時子(タオル工場職員) | ||
九州 | 河野久枝(1970年度NHK青年の主張全国コンクール優勝者)/村上巳里(関門大橋建設現場統括責任者)/小川善三郎(博多織職人)/田川由紀子(マンモスタンカー乗組員)/山下 誠(長崎くんち・龍踊保存会メンバー)/桑原永子(剣士)/佐藤太圭子(琉球舞踊家) | ||
加藤 稔 | NHK芸能局長 | ※審査委員長 |
特別ゲスト、演奏バンド、ラジオ実況など
- 応援ゲスト:長谷川一夫/柏木由紀子/コント55号/江戸家猫八/ザ・ドリフターズ/富士眞奈美/石橋正次/宝塚歌劇団・雪組メンバー/スクールメイツ/ポピーズ/ワールド・ダンサーズ/菊池剣友会/本多林松栄社中/高山愛子バトンチーム
- 演奏ゲスト:宮川 泰/平尾昌晃/猪俣公章/服部克久(以上、応援指揮)/薗田憲一とデキシーキングス/ザ・ヴァイオレッツ/ザ・べアーズ/東京放送合唱団
- 演奏:原信夫とシャープス・アンド・フラッツ(紅組)/小野満とスイング・ビーバーズ(白組)
- 指揮:原 信夫(紅組担当)/小野 満(白組担当)/藤山一郎(総合指揮)/岩城宏之(エンディング指揮)
- 最終更新:2015-12-06 22:16:00